タントのCMで有名なのが「ベタ踏み坂」が印象的ですよね。
あたかも山のような橋で、見た瞬間「これ上れるの?」と思った程インパクトのあるCMでした。
そこで今回はタントのCMになったベタ踏み坂とは、CMの舞台となったベタ踏み坂の場所、さらに2018年タントのCMの見所、さらに今後CMでも取り上げそうな変わった道路などご紹介しようと思います。
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タントのcmで有名になったベタ踏み坂とは?場所はどこにあるの?
アクセル全開でないと、とうてい登れそうにもない坂道がインパクトのあるCMでしたね。
ベタ踏み坂として有名すぎて正式な名前を忘れてしまいそうですが、本来は鳥取県と島根県を結ぶ橋のことで、名前は「江島大橋」と言います。
最寄の市町村は鳥取県の境港市で、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者でお馴染みの水木しげるさんの出身地で、境港市のPRとして使われています。
しかし、舞台となる「ベタ踏み坂」は島根県側に存在し、知名度の問題で境港市のPRとして使われています。
江島大橋ですが、ベタ踏み坂として有名ですが、実は「PCラーメン構造の橋で日本一」と言う一面もあります。
世界でPCラーメン構造の橋を比べてみても、世界第3位に入るほど大掛かりな橋で、日本の誇れる物の一つと言えるでしょう。
ここで、PCラーメン構造についてご紹介しましょう。
まず、「PC」とは建築用語で、「プレストレスト コンクリート」の略称で使われています。そして、一番気になるのは「ラーメン構造」だと思います。「ラーメン」と聞くと、醤油、味噌、しおなど思い浮かべそうですが、そうではありません。
決してラーメンのように長い物で作られている物ではありません(私は今までこう思っていました 笑 )
ラーメン構造とは建築、自動車の構造に使われている技法で、柱と梁が交わる部分を固く強固に固定し、変形しないようにする構造形式のことを言います。
また、ラーメン構造の特徴として、前後、左右、上下から衝撃を受けても崩壊しないように作られている構造形式です。
車では、モノコックボディーに採用されており、前後、左右、上からの衝撃があっても搭乗者を守る構造が取られています。
前後からの衝撃があっても、車内まで被害が加わらないよう途中のフレームが折れることで衝撃を緩和する仕組みになっています。
車では折れやすい場所のことを「クラッシャブルゾーン」と呼び、あえてラーメン構造の中で衝撃を緩和すべく用いられています。
話が脱線しましたが、江島大橋に戻してみましょう。
舞台となった「ベタ踏み坂」ですが、鳥取県側から行くと、ゆるやかな坂道となっており、何の変哲もない橋のように思います。
上って行くにつれて、鳥取、島根の豊富な自然の景色が眺め、高層ビルなど一切ありませんので、自然の雰囲気を味わえるのでおススメです。
橋も降り口に差し掛かった頃に、あの「ベタ踏み坂」が待ち受けています。綺麗な景色を眺めていると、突如道が無くなると思うほどの急こう配があると感じると思います。
そう、ベタ踏み坂の頂上から見るともはや橋が途中で作るのを中断されたかのように思うほどです。
そのまま怯えつつも進むとあの急こう配の坂にさしかかりますが、近づいてみると緩やかな傾斜となっている為、今までの恐怖心が嘘のように思えるでしょう。
タントのCMは島根県側からの撮影で、遠くから撮影すると上るのも困難な坂道と思われるでしょうが、実はそれほど勾配がキツクなく、緩やかな形状となっています。
しかし、普段以上にアクセルを踏まないと上らないのは間違いないです。
タント2018年cmの見所は?
ここで、タント2018年度のCMの見どころをご紹介しましょう。
発売当初からお母さんの車としてCMもイメージされていましたが、現在節約の為、普通車から軽自動車に乗り換えるファミリー層をターゲットにシフトチェンジされています。
2代目タントのCMですが、親子4人、おじいちゃんがメインで起用されるCMが多かったですが、2018年頃になると、親子、子供1人のCMイメージへと移り変わってきました。
少子化の影響と女性の社会進出があり、晩婚気味の社会影響もあり、CMが見直されています。
2018年のCMでは「DAIGO」さんと「加藤ローサ」さん、そして2018年タントのCMで一躍注目が集まっている「そうくん」の出演で話題を広めています。
DAIGOさんは2016年北川景子さんと結婚し、今まで若々しいイメージだった所に北川景子さんの旦那さんと言うイメージも加わり一層ファミリー層に注目が集まりました。
そして、加藤ローサさんも2011年にプロサッカー選手の松井大輔さんと結婚し、今では2児のお母さんとしての一面もあり、CMに起用されています。
CMでの演技力も日常子供達と会話するほどセリフも違和感無く、流石子供を二人育てているお母さんだなぁと感心しました。
そして、CMで噂になったそうくんですが、あどけなさもありつつも、しっかりとした演技が出来る為、将来が期待出来る子役だと思います。
ベタ踏み坂以外に変わった道路は?実は日本中にあった!
タントのCMのベタ踏み坂がかなりインパクトがありましたが、実は日本中に変わった道路は存在します。
そこで時期CMなどで取り上げられそうな道路をご紹介しましょう。
TKPゲートタワービル
大阪の阪神高速環状線登り、梅田出口にあるビルです。一見遠くから見ると普通のビルですが、近づくに連れて異変を感じます。
実はこのビル、阪神高速の出口付近にあり、なんと高速道路がビルの真ん中を突き抜けて行く構造となっております。
初めて行く方は一瞬ブレーキをかけそうになるほど見事にビルの中を突き抜けて行きます。
しかも、トンネルの高さが1.5mしかありませんのでワンボックスカーなど車高の高い車は通れませんので注意が必要です。
大阪では有名なスポットで近くに梅田もありますので遠方の方でもショッピングがてら行ってみてはいかがでしょうか?
千本松大橋
こちらも大阪ですが、大阪府道5号、大阪港八尾線と大阪市大正区を結ぶ橋です。江戸時代、橋付近では千本の松が植えられていた為橋の名前が「千本松大橋」とされています。
いたって普通の橋と思いそうですが、一度行くと、「コレが橋なの!?」と驚くほどです。この橋ですが、川の手前でループ状の道路となっており、720度回転して登って行く橋なのです。
登る途中はずっとループ状になっている為目が回りそうですが、橋の最上位は普通の橋の形状となっております。
そして、降りる時も720度ループとなっていますのでまたもや目が回ってしまいそうです。なぜそんなに高い橋にしないといけないかと言うと、元々大型の貨物船などが行き来しており、橋を作るには困難な場所でした。
しかし、ループ状にし、大型貨物船も通れるほどの高さをキープすることでこの橋が誕生しました。大阪では「メガネ橋」と言う愛称があり、上から見るとメガネのような形状となっている為こう呼ばれています。
タント、ベタ踏み坂、場所、2018年cm見所、変わった道路まとめ
タントのCMでベタ踏み坂を見て行きたいと思った人は多いのではないでしょうか?
私の身近な人も会社の長期連休を利用してファミリーで旅行がてら行く人も多くインパクトのあるCMだと思います。
2018年タントのCMはファミリーの色が濃く、新たに「そうくん」を採用したことで可愛らしい演技もあり注目の的となっております。
これからの冬のCMでも出演が期待されますのでまた新しい一面を見せてくれるのを楽しみにしています。
変わった道路ですが、今回は大阪がメインとなりましたが、まだまだ全国各地に多くありますのでまたの機会がございましたらご紹介しようと思います。
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