レガシィという車を知っていますでしょうか?
レガシィは30年ものあいだ売れ続けているスバルの車です。
フルモデルチェンジなんかが繰り返され、相当以前からさまざまなグレードが発売されています。
現在は残念ながら製造が中止となって後続にバトンタッチした形になってしまいましたが、少し前のレガシィを知っている方なら、レガシィツーリンクワゴンという車を聞いたことがあると思います。
レガシィツーリンクワゴンは広々としたワゴン車でしたが、現在販売がされているのがセダンのレガシィB4とSUVのレガシィOUTBACKです。
最近では、海外への展開を重視して車の設計が考えられており、北米なんかではレガシィシリーズが大人気なのだそうです。
しかしながら、これまでに培ってきたレガシィの走りや性能に魅了された固定のファンがしっかりついているとはいえ、レガシィの国内での人気はあまり良いとはいえないのが現状でしょう。
ですので、是非ともレガシィB4やレガシィOUTBACKの魅力を知ってもらいたいですね。
こちらのサイトは良さを知るにはレガシィB4やOUTBACKの良さを知るにはもってこいとなっています。
今回の記事も上記のようなサイトも参考にしましたよ。
前置きが長くなりましたが、今回は愛車を長持ちさせるための自動車整備について見ていきたいと思います。
レガシィのタイヤ
まず、レガシィがデフォルトでどんなタイヤを使っているのかをみていきましょう。
・レガシィB4
ベースグレード
225/55R17タイヤ&17インチアルミホイール
リミテッド
225/50R18タイヤ&18インチアルミホイール
(ブラックハイラスター塗装)
・レガシィOUTBACK
ベースグレード
225/65R17タイヤ&17インチアルミホイール
(ダークメタリック塗装+切削光輝)
リミテッド
225/60R18タイヤ&18インチアルミホイール
(ダークメタリック塗装+切削光輝)
2車種4グレード全てでタイヤとホイールが異なっていますね。
大きさだったり、塗装の有無や種類などによって差別化が図られています。
タイヤ交換を紹介
安全な走行のためには、車を万全な状態に保つことが必要ですし、義務ですよね。
しかもその中でタイヤの整備はとても重要になってきます。
タイヤって車の中で唯一道路に接しているので、不具合1つですぐに大事故につながってしまいます。
それでは、いつタイヤを交換すれば良いのでしょうか?
それは、タイヤの溝に着目します。
車のタイヤに溝が彫られているのは、車を見たことがあるという人は知っていると思います。
このタイヤの溝は、雨の日などに滑りやすくなってしまうのを防いでくれます。
新品のタイヤはこの溝がおよそ8mm彫られていますが、この溝が走っていくうちにだんだんと浅くなってしまいます。
車検では溝が3mmほどになると交換を勧められるそうです。
ですので、車検ではなくても、点検した時に3mmくらいしかないなと思ったら交換するのをオススメします。
交換するなら専門店が一番思い浮かべやすいと思いますが、交換に少し時間がかかってしまうというのは覚えておいてください。
大変さを無視するなら、自分で変えるのが一番安いですね。だいたい10000円くらいは節約できると思いますよ。
オイルの役割は?
エンジンオイルをご存知でしょうか?
車に乗っているという人なら知っているはずです。(むしろしっておいてほしい)
でも、その役割を知らないって人は多いと思います。
エンジンの安定した使用には決してかけてはならないエンジンオイルの役割を見ていきましょう。
その役割というのが
- 冷却作用
- 密閉作用
- 潤滑作用
- 防錆作用
- 清浄分散作用
の5つが主なものになっています。
エンジンを冷やし、ツルツルさせよく動くようにし、金属間の隙間を埋め、サビを防いで、エンジン内の汚れを落とし自らに取り込むのがエンジンオイルというわけですね。
この中でも潤滑作用がもっとも大切になってきます。
これがないと金属の摩擦によってエンジンが動かなくなってしまいますよ。
レガシィのエンジンオイル
オイルと言っても様々な種類が存在しています。
エンジンオイルには必ず、5W-30のように
数字W-数字という表記がされています。
これがオイルの粘度です。
車には車に適したオイル粘度が存在しているのです。
Wの左側の数字は冬の時期のような低温時のオイル粘度を表していて、-の右側の数字は夏の時期のような高温時のオイル粘度を表しています。
またこれらのどちらの数字も、値が小さいほど柔らかいオイルに、値が大きいほど硬いオイルになっています。
柔らかいオイルは寒さに強い、燃焼効率が良いと言った特徴があり、硬いオイルは高速走行に適する、耐熱性に優れるというような特徴があります。
2つの数字の差が開いているほどいいオイルと言えますね。
差がとても大きく開いているオイルがあるに越したことはないのですが、なかなか難しいので、車には適正オイル粘度が設定されています。
レガシィのオイル粘度はB4、OUTBACK共に0W-20となっています。
またオイルを入れる適正量が存在しますが、それもB4、OUTBACK共同じで4.6Lとなっています。
オイル交換について
エンジンオイルそのものやレガシィに適したエンジンオイルについて見てきましたが、ここからはオイル交換に詳しくなっていきましょう。
まずは交換時期についてです。
これまで見てきたようにエンジンオイルも消耗品なので、しっかりと点検しなければなりません。
点検した時の基準は色の変化です。
下の画像を見てもらえればよくわかると思います。
引用:https://cacaca.jp/dictionary/maintenance-dictionary/10026/
さて、どちらが使い続けたエンジンオイルでしょうか?
もうお分かりですよね。
左の方のオイルが新品でまだ何も使っていないオイルで、右のほうが使い続けて汚れを取り込んだオイルになっています。
これほどまでにはっきりと色が変わってしまいます。こうなったらすぐにでも替えるべきです。
使用中のオイルは画像のようにビーカーに入っているわけではないので、どう見ればいいのか?
それは、エンジンにはオイルが付着するのでそれを見てください。
エンジンに付着したオイルが黒ずんでいたら替え時というわけです。
また簡単な目安としてスバルの公式サイトでは1年または10000km走行というのがあるそうです。
理想としてはその半分の半年または5000km走行で交換というのが良いそうです。
参考にしてみてくださいね。
オイル交換の方法についてですが、これに関してはスバルのディーラーでやってもらうのが一番確実です。
自分で全て用意してやったり、ガソリンスタンドなんかで少し安くやってもらうことなんかもできるのですが、スバルのディーラーの方が知識や経験も当然上です。
スバル車を知り尽くしている上に、スバル車にもっとも適したスバル純正オイルを使用するので安心安全ですね。
少しお高めかもしれませんがスバルのディーラーに頼むのをお勧めします。
レガシィの整備をしっかりと行って自分にとっても他人にとっても安全な走行を心がけていきましょう。