1996年に初代が発売されてから2014年発売の現行モデルまでいくつもフルモデルチェンジを重ねてきたのがマツダのデミオです。

コンパクトカーの先駆けとも言えるデミオは、日本国内だけではなく海外でも評価を得ている車種なので、モデルチェンジの情報を待っているドライバーも何人かいます。

そこで今回は「デミオのフルモデルチェンジの予定は?過去の情報から時期を推移!」と題して、デミオのモデルチェンジについてこれまでのモデルチェンジの歴史や今後予想されるフルモデルチェンジなどについてご紹介していきます。

これからデミオを購入しようと考えている方はもちろん、デミオの歴史やモデルチェンジについて関心がある方にもオススメの内容です。

デミオのフルモデルチェンジ時期の推移は?

引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/

最初にこれまでのデミオのフルモデルチェンジの推移や歴史についてご紹介します。

マツダのデミオは1996年8月に初代がデビューしており、その後は2002年に2代目デミオがデビューしています。

2代目以降は2007年7月にフルモデルチェンジがあり、続いては2014年9月にフルモデルチェンジが行なわれています。

それ以外では限定車や特別仕様車の発売や、マイナーチェンジを繰り返しながら2018年8月に一部改良されて、同時に特別仕様車も発売されています。

初代のデミオはフロント部分が丸みを帯びておりコンパクトカーとしてはデザイン的には大きなものでしたが、現行型はフロント部分がシャープになりコンパクトカーの名前にふさわしいデザインになっています。

ちなみに、デミオと同じくコンパクトカーの有力車として発売されているホンダのフィットは、2001年6月に初代が発売され2007年と2013年にフルモデルチェンジが行なわれており、その後もマイナーチェンジや一部改良などを繰り返しています。

日産ノートは2005年に初代が発売されて、2012年8月にフルモデルチェンジが行なわれています。

ノートもデミオやフィットと同じくこの間に一部改良や期間限定車を発売したりと、ドライバーのニーズや技術の進歩に合わせて改良を繰り返しています。

現在では電気自動車の性能を取り入れたノートe-POWERが人気を集めており、ガソリンと電気の併用という運転スタイルを確立しています。

トヨタのコンパクトカーのアクアは、2011年12月に初代が発売されて以降マイナーチェンジや特別仕様車の発売などを繰り返しています。

現在ではフルモデルチェンジは行なわれていませんが、フルモデルチェンジが一度も行なわれていない状況を考えると、2019年もしくは2020年度中にフルモデルチェンジが行なわれることも十分考えられます。

デミオのフルモデルチェンジの予定・情報はあるのか?

続いてはデミオのフルモデルチェンジの予定や情報について紹介します。

2018年にアメリカで行なわれたモーターショーで、新型アクセラが発売されるとの予想が飛び交いましたが、アクセラの発売に合わせてデミオも新型が登場するのではと噂されています。

その情報をもとに今回調べたところ、新型デミオの情報が入手できました。

エンジンは次世代型のSKY-ACTIVXが搭載されることは間違いないと思われますし、それ以外にも最新技術が搭載されると予想されています。

フルモデルチェンジに伴って予想されるのが、日産ノートなどに採用されているようなハイブリッド形になるのか?もしくはEVに変わるのかとも予想されています。

これからの自動車の状況を考えると、ガソリンや軽油だけで走る車は発売が落ち込む予想も一部出ているので、ハイブリッドやEV車など環境に配慮した最新型の技術を搭載したデミオが発売されてもおかしくはありません。

もちろん、これまでにマツダが培ってきたディーゼルエンジンを活かしたグレードも発売されるとも予想されています。

ちなみに、マツダは2013年までに全ての車種において電動技術を搭載すると発表しています。

この発表をもとにすると、まずデミオでハイブリッドやEVなどCO2の排出量を削減し環境に優しい車作りを進める上で、トップバッター的な期待がかけられています。

もちろん完全にEVへシフトするということではなく、ディーゼルエンジンとハイブリッド技術を融合させたマツダらしいデミオになることも十分予想されます。

ついでに話をすると、2019年もしくは2020年に発売が予想されている新型デミオには、現在開発中のSKY-ACTIVXエンジンが搭載される可能性があります。

先ほどは2030年までにすべての車種において電動化を計画しているとお伝えしましたが、現在ではトヨタが作ったハイブリッドシステムに依存しているので、大々的な電動化はしばらく時間がかかりそうです。

ただ、マツダはこれまで不可能と言われていたHCCI(予混合圧縮着火)技術の実用化を成功させています。

HCCI技術の実用化によりガソリンエンジンと比べて約20%~30%ほどの燃費が良くなると見込まれるSKY-ACTIVXエンジンの搭載により、まだまだマツダのエンジン技術は伸びていくことも予想されています。

マツダの車といえばディーゼルエンジンというイメージが未だ根強いこともあり、新型デミオにもこういったガソリンエンジンとディーゼルエンジンが引き続き採用されることも十分予想できます。それ以外では、新型デミオボディサイズが3ナンバーになるのではないかとの予測も出ています。

現在発売されているデミオが発売されていた時も元々の5ナンバーサイズが維持できるのか、もしくは3ナンバーサイズで広げるのかも注目されていました。

世界的なコンパクトカー市場を見てみると、現在の主流は3ナンバーサイズで、メインターゲットを日本にしているマツダにとっては5ナンバーサイズを基本にしているのではないかとの予測も出ています。

しかし、この後の状況によっては3ナンバーサイズへのグレードへの移行も十分考えられますし、5ナンバーサイズより3ナンバーサイズの方が使い勝手も向上しますので、いずれにしてもマツダからの発表が待ち遠しいばかりです。

デミオフルモデルチェンジの時期を予想!

引用:http://www.mazda.co.jp/

ここまではマツダのデミオのフルモデルチェンジの推移や、現時点で分かっている情報などをまとめてご紹介しましたが、これらを踏まえてフルモデルチェンジの時期を予想してみたいと思います。

現在発売されているのは2018年8月にマイナーチェンジされたデミオですが、それから4年前の2014年に発売が開始された4代目デミオから4年も経過した上でのマイナーチェンジなので、そろそろフルモデルチェンジが施されたデミオが発売されても発売されてもおかしくはありません。

筆者の予想では、早ければ2019年中遅くとも2020年には新型エンジンや最新技術を搭載した新型デミオが発売される可能性は非常に高いでしょう。今回予想した新型デミオはこれまでと同様にガソリンとディーゼルの2タイプ、もしくはマイルドハイブリッドやEVなど時代に合わせたエンジンで発売されるか今から注目するところです。

ホンダのフィットや日産ノートなど他社のコンパクトカーが売上を伸ばしていますが、今から約20年ほど前にコンパクトカーを発売してきたマツダのプライドをかけたデミオの発売もこれから期待できます。

フルモデルチェンジ予想のまとめ

デミオのモデルチェンジについてこれまでの推移や今後の予定などについて紹介してきました。

個性的なデザインの他社のコンパクトカーと比べて、発売当初よりこだわりをもって生産されているデミオのフルモデルチェンジについても今後期待されるところです。

これからデミオを購入しようと考えている方にとっては参考になると思うので、是非とも購入の手助けになれば幸いです。

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この記事を書いた人

ブルースブラザーズ@ウィルス
自然が大好きなトラックドライバーです。
山、海沿いのドライブに癒しを感じます。
マツダの車に熱視線を送っている真っ只中!。
様々な車に乗って生きてきました。