クルマを購入するうえで何を重視するかは人それぞれかと思います。
しかし、運転中は常に目に入り、触れるものだからこそ内装にはこだわりたいですね。
マツダの新型デミオの内装はどんな感じなのでしょうか?
今回はデミオの内装について解説していきます。
デミオの内装はこうなってる!
では早速、デミオの内装を見ていきましょう。
デミオはグレードごとに内装の仕様が異なるので、自分の好みの内装を検討しましょう。
・Lパッケージ
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
Lパッケージは内装の質感を重視した造りとなっています。
内装色にはホワイトとブラックを用意しています。
ホワイトとブラックの絶妙なバランスでメリハリのある内装に仕上がっていますね。
シート、インパネ、ドアトリムにはレザーを贅沢に使用し、コンパクトカーとは思えない高級感あふれる内装です。
エアコンの吹き出し口にはアクセントカラーとしてレッドラインも取り入れて、欧州車さながらのおしゃれな内装ですよね。
ホワイトの内装色とは対照的にブラックの内装色は落ち着きのあるシックな仕上がりです。
シートサイドやドアトリム、インパネなどにディープレッドを施し、カラーをうまく組み合わせてるのが特徴的です。
飽きさせないインテリアカラーで長く乗りたい方におすすめです。
・ツーリング
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
ツーリングの内装はスポーティな雰囲気が特徴的ですね。
内装のカラーは、ブラックで統一しています。
全体的にブラックにしつつ要所要所でシルバー装飾を施しているので嫌味のない高級感を感じますね。
シート柄ともマッチしており落ち着きのある空間が広がっています。
車内全体をブラックにしてしまうと圧迫感・閉鎖感が強くなるので、ツーリングではルーフをライトグレーにして開放感を与える工夫が施されているのも見逃せません。
・XD/15S/15C
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
エントリーグレードの内装は全体をブラックで統一しています。
シートカラーもブラックで一体感のある内装ですね。
汚れが目立ちにくい点も好印象。
ツーリングと違ってインパネ周辺は質感が物足りない感じもしますが、ステアリングとシフトパネルに加飾を施すなど、エントリーグレードも内装には手を抜かず独自のこだわりを感じさせてくれる仕上がりですね。
・特別仕様車(ミスト マルーン/ノーブル クリムゾン)
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
デミオには特別仕様車のミストマルーン/ノーブルクリムゾンというグレードがあります。
ミストマルーンは淡い栗色、ノーブルクリムゾンは上品さを感じさせるディープレッドを採用しています。
コンパクトカーの内装とは思えないほどハイグレード感を引き出しているのが特徴的ですね。
個性が強いですが、ブラックを基調としているので絶妙なバランスでセンスを感じられます。
デミオの内装への評価は?
では、マツダデミオの内装の評価を見てみましょう。
・コンパクトカーとは思えない
最近のコンパクトカーとは内装にもこだわっているんですね。
特にデミオはそれが顕著に感じられるなと思いました。
欧州車にも引けを取らない上質さを感じさせてくれますね。
・すっきりした印象
先代デミオはインパネ部分にナビが組み込まれ丸みのあるデザインでした。
その当時は先進的でカッコ良いと思っていたけど、今考えると安っぽいなと思えるほど、新型デミオの内装は良いものになっていました。
大きくかぶさっていたメーター部分のデザインを変えてすっきりした印象ですね。
・細かい部分にもこだわりが感じられます
インパネ部分はメーターがカッコ良い、エアコンパネルにメッキ加工がされているなどの装飾はありがちですが、デミオではそれは当たり前で新型ではシフトレバーにもこだわりが感じられます。
デミオのシフトレバーにはシフトブーツカバーが備わっています。
コンパクトカーでこれは珍しい仕様だと思います
・オルガン式ペダルに感動です
デミオの運転席で驚いたのがオルガン式ペダルを採用していることです。
まさか、国産車でしかもコンパクトカーでオルガン式ペダルを使っているとは思いませんでした。
殆どの車は上からぶら下がげるアクセルペダルなので、オルガン式ペダルなら足を伸ばしたとき自然な形でペダルを踏めるので踏みやすいです。
これなら運転による疲労感も減りそうです。
・機能面はイマイチかな
おしゃれな内装にこだわっている車は、たいてい機能面が疎かになるものですが最近のコンパクトカーは機能面も抜かりはないのですが、デミオはそうじゃなかった・・・
ドリンクホルダーは前席に2つのみ。
最低限の収納で便利機能は特になし。
・後部座席は狭いかも
後部座席もシートデザインにこだわりが見られますが、広さは十分に確保できているとは言えません。
あくまでも運転席と助手席のみ居住性がよく、後部座席は二の次といった印象ですね。
・荷室の使い勝手はよくなさそうです
新型デミオは内装の質感が高いですが、荷室の使い勝手はいまいちですね。
雑ではないですが、手狭に感じます。
ライバル車のホンダフィットとは雲泥の差を感じてしまいます。
デミオのシート・座りごこち
最後に、デミオのシートデザインと座り心地をご紹介します。
・Lパッケージ
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
Lパッケージのホワイトカラーには、シート中央部分にブラックのクロス素材を採用、ホワイト部分はレザーを使用しています。
座面中央部分もクロス素材なので、カーブ走行時に体が滑るのを防ぎ、安定した運転姿勢をキープできるように工夫されています。
背面にはレッドラインを施しアクセントとなっていてスポーティですよね。
ブラックは、シート中央部分とそれ以外の部分とで異なる素材を使用しています。
シート中央部分は「グランリュクス」のスエード素材、それ以外の部分はレザーを使用しています。
ブラックカラーの内装の方が質感な手触りを感じられます。
・ツーリング
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
ツーリングのシートにはブラッククロスを採用。
手触りの良さが特徴的で、非常になめらかです。
落ち着きのあるカラーでツーリングのシートは人気がありますよ。
ツーリンググレードのカラーコーディネートはフォーマルさとスポーティさ2つのデザイン性を感じさせてくれます。
・XD/15S
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
XD/15Sはツーリング同様にクロス素材を使用しています。
ただし、シート柄は千鳥格子になっているので、この点はツーリングと異なる仕様ですね。
座面と背面に千鳥格子柄を採用することで高級感が感じられます。
・15C
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
エントリーグレードの15Cは、クロス素材のシートを採用し、ストライプ柄となっています。
色調の異なるブラックを組み合わせてストライプ柄を演出しほど良いアクセントになって地味になりがちな内装に存在感を放っています。
ブラック統一の無いそうですが、随所に遊び心が感じられますよ。
・特別仕様車(ミストマルーン/ノーブルクリムゾン)
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
特別仕様車のシートにはグランリュクス素材を採用。
スエード調の仕上がりで高級感あふれる質感はコンパクトカーとは思えないレベルですね。
シート中央部分は、キルティング加工を施し特別仕様であることを感じさせる贅沢な仕上がりです。
新型デミオではすべてのグレードで同形状のシートを採用しています。
サイドサポートの張り出し、シートの厚み、ドライバーや同乗者が長時間乗っていても疲れることがない座り心地を実現しユーザーからの評価は高いです。
体全体を包み込むデザインなので、コンパクトカーに乗っていることを忘れてしまうほど上質な座り心地ですよ。
日本人の体形にマッチした造りですからドライブも楽しくなりますね。