2000年11月から発売されたクロスオーバーSUVの日産・エクストレイルは、現行車は3代目となります。

日産・エクストレイルの不具合とリコールの情報について調べました。

日産・エクストレイルには、どんな不具合が多いのか、リコール情報があるのか、不具合とリコール情報をまとめています。

では、日産・エクストレイルの不具合とリコールをご紹介します。

日産エクストレイルの不具合報告はどんな感じ?

引用:http://kakaku.com/

まず、2000年11月(平成12年)から2007年(平成19年)まで発売された日産・エクストレイルT30系初代です。

2007年(平成19年)から2013年(平成25年)にフルモデルチェンジした日産・エクストレイルT31系2代目には、クリーンディーゼル搭載しました。

発売後に、不具合や故障が多く、3代目にはクリーンディーゼルは廃止されて搭載されませんでした。

2013年12月(平成25年)に現行のフルモデルチェンジした日産・エクストレイルT32系3代目です。

2015年5月(平成27年)にはエンジンとモーターで走行するハイブリッド車が発売されました。

では、日産・エクストレイルの不具合報告を見ていきましょう。

エアコンの不具合

引用:https://minkara.carview.co.jp/

初代から2代目には、エアコンのコンプレッサーの不調が多い報告があります。報告内容は、焼き付き、異音が発生するということです。

初代や2代目は、劣化が原因が多いので、中古車などは交換の必要があります。

ATの不調

引用:http://history.nissan.co.jp/

2代目のエクストレイルは、クリーンディーゼルエンジンを搭載していました。

トランスミッションに不具合の報告が多かったようです。

クリーンディーゼルの不具合

引用:https://www.kurumaru.com/

3代目にはクリーンディーゼルエンジンはなくなりましたが、エンジンの技術が難しかったために、不具合報告が多かったです。

オイルネーターの不具合

引用:http://www.a-s-wakamiya.jp/

自動車の電気供給であるオイルネーターの不具合報告も多いです。報告内容は、異音が発生するということです。

中古車を購入する場合は、エンジンルームから異音の確認をします。

CVTからの異音

引用:https://www.youtube.com/

日産・エクストレイルは、ATトランスミッションにCVTを採用しています。このCVTが異音などの報告が多いです。

モーターの使用で、CVTに負荷がかかるので、ハイブリッドでは異音の報告が多いです。

DPF(Diesel Particulate Filter)の劣化

引用:http://dpf-dpd.com/

2代目のクリーンディーゼルエンジンの排気ガスの中にある有害物質を含む微粒子を取り除きます。DPFの不具合により、有害物質の微粒子PMが除去できないことがありました。

ブレーキペダルの不具合

引用:http://www.ducks-garden.co.jp/

エクストレイルには、ブレーキペダルが踏んだら戻ってこない不具合報告があります。無償で交換してもらえるようです。

日産エクストレイルのリコールの情報を知りたい!

 

日産・エクストレイルの不具合を紹介しましたが、2013年から現行の3代目モデルが発売されています。

初代や2代目も乗っていりオーナーさんもいますので、リコール情報は確認したいですね。

直近で、実際にリコールになった不具合の情報を見てみましょう。

エアコンの火災

引用:https://carnews.jp/

リコール開始日:2017年9月8日(平成29年)

型式:LDA-DNT31

車台番号:DNT31-000009~DNT31-310207

リコール対象車の製作期間:平成20年8月20日~平成27年3月31日

リコール対象車の台数:26,912台

リコール内容:エアコンユニットのPTCヒーターから、火災に至るおそれがあります。

改善内容:PTCヒーターを交換

ABSアクチュエータの火災

引用:https://motorcars.jp/

リコール開始日:2016年12月16日(平成28年)

型式:DAA-HNT32、DAA-HT32

車台番号:HNT32-100029~HNT32-116113、HT32-100101~HT32-103535

リコール対象車の製作期間:平成27年4月20日~平成27年12月3日

リコール対象車の台数:18,118台

リコール内容:ABSアクチュエータで、電気回路がショートして火災に至るおそれがあります。

改善内容:ABSアクチュエータの製造番号を確認し、 対象の場合は当該ABSアクチュエータを良品と交換

インフレータ容器に気密不良の不具合

引用:http://www.recall.go.jp/

リコール開始日:2015年6月中旬(平成27年)

型式:UA-NT30、CBA-NT30、UA-T30、CBA-T30、GH-PNT30

車台番号:NT30-117459~NT30-308250、T30-022033~T30-201028、PNT30-007678~PNT30-200276

リコール対象車の製作期間:平成16年1月10日~平成19年5月25日

リコール対象車の台数:70,022台

リコール内容:助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)にインフレータ容器が気密不良のものがあり、エアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがあります。

改善内容:予防的措置として、気密不良のものはインフレータを新品と交換、または、助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示。

助手席用エアバッグのインフレータの破損

引用:https://recall.blog.so-net.ne.jp/

リコール開始日:2014年12月12日(平成26年)

型式:TA-NT30、UA-NT30、TA-T30、UA-T30、GH-PNT30

車台番号:NT30-081599~NT30-117480、T30-008126~T30-022032、PNT30-004159~PNT30-007676

リコール対象車の製作期間:平成15年4月3日~平成16年1月10日

リコール対象車の台数:15,724台

リコール内容:助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)の同年式で同タイプのインフレータはエアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがあります。

改善内容:助手席用エアバッグインフレータを良品と交換します。

リコール情報のまとめ

 

日産・エクストレイルは、直近のリコール情報では、エアコンの不調、電気回路の不具合、エアバックのインフレータの不具合が起きていました。

大きなリコールは、あまりない日産・エクストレイルですが、小さな不具合が多いようです。

日産エクストレイルの不具合とリコール対応状況まとめ

引用:https://response.jp/

日産・エクストレイルは、2000年から発売から、3度のフルモデルチェンジをして、SUVとしては、昔からある自動車です。

中古車を好む人も多い日産・エクストレイルですので、定期的なメンテナンスは、必要です。

ここでは、日産・エクストレイルの不具合・リコールをまとめます。

日産・エクストレイルは大きな不具合はあまりないです

引用:https://www.goo-net.com/

日産・エクストレイルのリコール情報でも確認できますが、大きな不具合は、火災など除いて、あまり起きていませんでした。

異音が発生や電気回路の不調が多かったです。小さな不具合が多い日産・エクストレイルですので、ブレーキペダルの不具合など、重大な事故に繫がることもありますので、無償でできますので修理を頼みましょう。

日産・エクストレイルは寿命100,000km走行している人も

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

日産・エクストレイルだけでなく、自動車の寿命は10年で、10万㎞走ると言われています。故障無く走ったという方もいますが、故障が多いという方もいます。

メンテナンスを欠かさなければ、日産・エクストレイルは、20年以上、20万km以上の走行も可能性です。

日産・エクストレイルの中古車には注意する

引用:http://www.auto-planet.biz/

日産・エクストレイルは、初代や2代目の大きな車を中古車でも欲しがる人もいます。

中古車を買って乗りつぶす人もいますが、さらにその中古車を購入する人もいます。

そういった場合は、いろいろな箇所の部品が劣化もしている可能性があります。

前オーナーさんが、まめにメンテナンスしていれば、大きな不具合や交換はあまりないかもしれないですが、日産・エクストレイルの中古車を購入する場合は、内部の破損に注意をしましょう。

日産エクストレイルの不具合やリコール情報についてはこちら!

 

この記事を書いた人

テンさん
車はもっぱらカーシェアリング。
でも本当は・・・本当はマイカーが欲しいんです!
その溢れんばかりの情熱を記事にぶつけていっています。