新聞やメディアでも報道されるほど衝撃を引き起こしたプリウスの中古価格の暴落ですが、暴落の真相などが気になりますよね。
安くなるには必ず理由はある物でプリウスにも当てはまる点があります。
そこで今回はプリウスの中古相場の暴落の真相、3代目プリウスの中古車購入メリット、さらに暴落する中のプリウスですが、中古市場で狙い目のプリウスなどご紹介しようと思います。
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プリウスの中古価格が落ちて来たのは本当?真相を追及!
初代プリウスは1999年に発売開始されもうすぐ20年が経過するロングセラー商品です。
初代、2代目共に販売チャンネルが少ない状態でしたが、3代目ではトヨタ系列の4系統全てで取り扱いが開始され、デザイン性や燃費、ハイブリッドカーの利点が世の中に浸透して行き大ヒットとなったプリウスと言えるでしょう。
しかし、大ヒットすると避けて通れない中古車市場での価格暴落があります。
そこで、3代目プリウスの中古相場が暴落した原因を追究してみようと思います。
3代目プリウスの中古相場暴落の真相 背景にある物は?
3代目プリウスが大ヒットし最大10カ月納車待ちとなるほど人気を集めた車種ですが、中古相場では暴落が続いています。
その要因を追及してみましたのでご覧ください。
フルモデルチェンジに伴い乗り換え
フルモデルチェンジされると3代目プリウスから4代目プリウスに乗り換える方が多くいらっしゃいます。
その中でも、3代目プリウスを新車購入後すぐに4代目プリウスに乗り換える人も居るほどです。
しかし、フルモデルチェンジに伴い乗り換える一方、中古車市場では3代目プリウスの台数が多くなり、需要と供給のバランスが崩れ価格が暴落する傾向があります。
その上、大ヒットした影響で、流通台数が極端に多くなり、中古市場での値下げ競争が激化した要因があります。
他社ハイブリッドカーとの競争の激化
3代目プリウス発売開始時はハイブリッドカーは目新しく、3代目プリウスが独占状態で売り上げを伸ばしていました。
しかし、他社もそのまま見てるだけではなく、次々と改良し、ハイブリッドカーを市場に投入するようになりました。
現在ではハイブリッドカーは主流となってしまい、コンパクトカー思考の現在を考えるとプリウスの対抗馬はコンパクトカーのハイブリッドカーとの競争を余儀なくされます。
価格帯もコンパクトカーよりプリウスの方が上で、大幅な値下げをしなければいけない状態になっています。
その上にプリウスは3ナンバーに対して、コンパクトカーは5ナンバーと言う面のハンディキャップもあり、苦しい立場に立たされている上に中古車市場の流通量が極端に多い為、価格の暴落が避けて通れなくなっています。
現在のSUVブームの影響もあり
現在はSUVブームが到来しており、ハイブリッドカーは世の中に浸透しきった状態となっています。
新車購入の際も3代目プリウスから「C-HR」に乗り換えるケースも多く、SUVブームの影響によりプリウス離れが引き起こされております。
その影響もあり、中古車市場に流れ込む量も多くなり価格の暴落の要因の一つと思われます。
プリウス中古車は安いだけじゃない!3代目プリウスのメリットをご紹介
プリウスの中古車価格の急暴落を耳にすると印象は悪く思われますが、実は購入する側としましては今がチャンスです!
そこで3代目プリウスの購入のメリットをご紹介しようと思います。
品数が豊富で価格が安い
流通量が多いと言うことは販売側は価格競争が勃発します。
在庫車両を残しておくと現在も暴落する中1台でも売りたいと言うのはどの店も同じです。
現在日に日に価格は変動していますが、購入する側としては狙い目の時期です。
グレード、カラーも豊富で低走行距離の車両も一時期と比べると60万円以上値段を落としている車種もあります。
人気カラーの「ホワイト」、「ブラック」も同様で値段を大幅に下げていますのでお買い得です。
走行距離4万キロ未満、人気カラー、修復歴無しのプリウスが現在は100万円以内で購入できるほど相場を落としているので超おススメです。
自動車税、重量税の恩恵を受けるなら3代目!
自動車税、重量税は初年度登録より13年経過することで1.5倍も増加しますので家庭の負担が大きくなるのは間違い無しです。
4代目プリウスですと、新税率の適応ですので、3代目プリウスより税金が割高になります。
そこで、3代目プリウスの年式が新しい車両を選ぶことで自動車税、重量税の恩恵を長く受けることが可能です。
キーポイントは初年度登録が平成27年3月で分かれます。
それ以前ですと、旧税率のまま恩恵を受けれますが、初年度登録が1日でも過ぎてしまうと新税率の適応となりますので注意が必要です。
ドレスアップカー好きには3代目プリウスがおススメ!
ドレスアップを購入後考えているのであれば、3代目プリウスが断然おススメです。
大ヒットしたプリウスですので、エアロ関係、車高調、マフラー、内装ドレスアップパーツなどのメーカー、種類も多くドレスアップベースの車両としましては抜群です。
車両を100万円以内で購入し、ドレスアップしても200万円以内でエアロ、車高調、マフラーなど装備可能です。
さらにもっと安く手に入れる方法は中古パーツで購入することです。
大手中古パーツショップでも取り扱い量が多く種類も選べますし、ネットオークションの場合ですと破格で手に入る可能性もありますのでおススメです。
プリウスの中古車相場とおススメ中古車は?
現在3代目プリウスが中古相場の暴落に伴い狙い目となっております。
最高価格は300万円前後のエアロメーカーコンプリートカーやG’sを筆頭に高値を更新していますが、低価格帯ですと60万円前後で購入できる車両もあります。
低価格すぎるとやはり走行距離も問題があり、修復歴ありになる場合もありリスクはありますのであまりおススメできません。
そこで私が選ぶ3代目プリウスのおススメ中古車をご紹介しようと思います。
ケース1 低走行距離で安心かつ低価格はコレ!
年式 2013年(平成25年)
走行距離 8千キロ
グレード 1.8L
カラー ホワイト
修復歴 なし
車両本体価格 115万円
ポイント
人気カラーのホワイトで低走行距離、年式も5年落ちと高ポイントのプリウスです。
自動車税の恩恵もあと8年は受けることが出来ますのでお買い得です。
車両価格は115万円、諸経費を含めても150万円以内で低走行距離を購入出来るのはおススメです。
ケース2 ローコスト重視!でも安心して乗りたい場合はコレ!
年式 2010年(平成22年)
走行距離 3万5千キロ
グレード 1.8L
カラー シルバー
修復歴 なし
車両本体価格 59.8万円
総支払額 72.8万円
ポイント
とにかく低コストで安心して乗りたい方におススメです。
修復歴無し、走行距離を考えても破格と言えるほどお買い得なプリウスです。
総支払額も100万円以下で足りるほどローコストで安心して乗れる車両です。
プリウス中古価格追及、メリット、中古車相場、おススメ中古車まとめ
ハイブリッドカーの浸透に伴いプリウス離れが続いているのも現状です。
特に大ヒットした為、中古市場でも不飽和状態になり、価格競争が激化し結果値段を下げています。
しかし、状態の良い車両を安く購入する場合大チャンスなのは間違い無しです。
プリウスの購入を検討している方はぜひこのチャンスに購入してみてはいかがでしょうか?
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