トヨタ・ランドクルーザーは1980年代に登場した70系モデルの人気が2018年現在でも高く、中古車として70系の購入を検討している方も多数います。

また、70系モデルは2014~2015年の間、ランクル70系シリーズの30周年を記念した復刻版も登場していて、復刻版も中古車市場で購入が狙えます。

今回はランクル70系復刻版の中古車探しのポイントについて紹介していきます。

ランクル70復刻版中古車探しポイント「モデル選択」編

ランクル70系の復刻車はバン、ピックアップの2タイプの車種が販売されていて、中古車を探す時にはどちらのモデルを選択するか、というポイントも重要になります。

最初にバンタイプの復刻車両についてですが、バンタイプは現行の200系などに近い形のモデルで、車のドア数は5ドア、定員数は最大5人乗りとなっています。

▼ランクル70復刻版 バン

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/3812021

ピックアップモデルと比べるとファミリーカーとしても使いやすいモデルで、セカンドシートを折り畳めば荷室スペースを広く確保することも可能です。

さらに荷室スペースを大きく確保した状態で、ベッドキットなどを利用すると車内泊を行うスペースを作ることも可能となっていて、アウトドア趣味の方は車内泊用のカスタムを施していることもあります。

バンタイプの復刻車はファミリーカー、車内泊用の車としても使えるので、車内泊などを目的にするならバンタイプの車両がおすすめとなります。

次にピックアップの復刻車両ですが、ピックアップタイプ復刻車は商用車として使用する人向けのモデルで、車のドア数は4ドアですが、車両後部に広い荷台スペースがあります。

▼ランクル70復刻版 ピックアップ

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/3812021

バンタイプの車両と比べると車両の全長が大幅に長く、荷台スペースも大きく確保されているので、大型の荷物の積み込みも行いやすくなっています。

そして、ピックアップ車も4ドアモデルなので、最大5人まで乗車でき、多人数での仕事移動などでも役立てられます。

ピックアップタイプの復刻車はファミリーカー、趣味車として使うのは難しいですが、貨物用の商用車などとしてなら使いやすいモデルなので、仕事用の車としてならピックアップ車の方が役立てやすいと思います。

ランクル70復刻版はタイプによって使用しやすい環境が違うので、ファミリーカー、趣味車として使うならバン仕事用の車として使うならピックアップを選択し、ランクル70復刻車の購入を検討してみるのもいいでしょう。

ランクル70復刻版中古車探しポイント「走行距離」編

ランクル70系の復刻版中古車を探している場合、中古車の走行距離は気にしながら購入を検討するのがおすすめされています。

70系復刻版に限らず、中古車は走行距離が長いほど低価格で購入が狙いやすいですが、走行距離が長い車は短い車に比べて故障リスクが高く、長期使用を考えているなら走行距離が短めの車の方が故障リスクを減らせます。

中古車市場を確認したところ、ランクル70系復刻版は2014~2015年に販売されていた車なので、走行距離が10万㎞を超えている中古車は少ないですが、走行距離が長い車は6万㎞を超えていて、5万㎞以上の中古車は故障リスクが少し高く感じられます。

ランクル70系復刻版は車両価格は少し高くなりますが、走行距離が2万㎞を下回っている中古車も多数あるので、中古車購入を考えているなら走行距離2万㎞以下の中古車購入を検討するのがいいと思います。

また、ランクル70系の復刻車は中古車市場で未使用車も販売されていて、中古車と比べると価格が大幅に上がってしまいますが、未使用車を購入すると故障リスクが抑えられます。

ランクル70系復刻版は旧70系と違い、ガソリン車モデルのみが販売されている車種なので、旧70系で採用されていたディーゼルエンジン車と比べると寿命は短くなる可能性があります。

少しでも長い期間使用したい場合には、中古車購入時に走行距離が短く、修理歴ない車を選択し、故障リスクを抑えて中古車購入を行うのがおすすめです。

ランクル70復刻版中古車探しポイント「ボディーカラー」編

ランクル70系の復刻版モデルは多数のボディーカラーが登場していて、中古車購入時には、好みの色を探して購入を検討してみるのもいいと思います。

まず、ランクル70系の復刻車のボディーカラーの数についてですが、70系復刻版は7色のカラーが設定されていて、新車購入時に下記のカラーが選択可能となっていました。

※参考画像は輸出仕様ランクル70のバンタイプ
▼ホワイト

▼グレーメタリック

▼シルバーメタリック

▼ダークレッドマイカ

▼ブルー

▼ベージュ

▼ベージュマイカメタリック

引用:https://www.toyota.com.au/main/landcruiser-70

70系復刻版は他の車種でも人気が高いホワイトやシルバー、グレーが登場していて、他にもベージュ、ベージュマイカメタリック等のカラーもあります。

さらにダークレッドマイカ、ブルーなどの色もあって、ファミリーカートして使うならホワイト、レッド、ブルーなどの色を選んでみるのもいいかもしれません。

ランクル70系の復刻版はバンタイプ、ピックアップタイプ共に7色のカラーが設定されているので、中古車を探す際も自身が好みの色の車両を探し、購入候補に入れてみるのもいいと思います。

ランクル70復刻版中古車探しポイント「オプション品」編


引用:https://www.toyota.com.au/main/landcruiser-70

ランクル70復刻版は純正オプションとして、エクステリア、インテリアに複数のオプション品が販売されており、中古車購入を考えている時には、中古車両に装着されているオプション品を確認して購入を検討してみるのもいいと思います。

中古車市場を確認したところ、70系復刻版にはオプション装備が装着された中古車も多く、特に「デフロック」と「電動ウインチ」の2つは多数の中古車に搭載されているのが確認できました。

デフロックは悪路走行時などに利用する機能で、雪道、沼等を走行している時、片輪のみ空転してしまった際にデフロックを使用すると悪路からの脱出に役立ちます。

ランクル70系復刻版はオプションでデフロックを装着することが可能で、オフロード走行を検討しているならデフロック装着車を選んで購入すると悪路走行時に役立つ機会もあります。

電動ウインチもデフロックと同じく、悪路走行時に役立つオプション品で、車がぬかるみにはまってしまった際などにウインチを使用し、車を引っ張り上げて脱出に役立てる等の使い方ができます。

また、ウインチは他車を助ける際にも使える機能で、ウインチを他車に引っ掛けて引き上げて脱出をサポートするなど、オフロード走行時なら電動ウインチが役立つ機会もあります

ランクル70系復刻車はオフロード走行で利用する方も多く、デフロック、電動ウインチは中古車でもオプションとして付いていることが多くなっています。

他にもランクル70系の復刻車には、オプション品で旧モデル風フロントグリル、LEDライト、フォグランプなども選択可能だったので、中古車にはエクステリア用の純正パーツやカーナビなどが装着されていることも多くあります。

ランクル70系復刻版は中古車でも様々なオプション品が装着されていることが多いので、中古車を探している際には、車両に装着されているオプション品もしっかり確認しておくのがいいでしょう。

ランクル70復刻版中古車探しポイントまとめ


引用:https://www.toyota.com.au/main/landcruiser-70

ランクル70系復刻版は2014~2015年まで販売されていたモデルで、2018年現在は中古車で購入が狙えます。

70系復刻版はバン、ピックアップの2タイプの車両があって、ファミリーカー、趣味車として使うならバンタイプ、仕事用の商用車として使うならピックアップタイプなど、使用環境に合わせて車両タイプを選べます。

また、ランクル70系の復刻版はボディーカラーに7色のカラーが設定されていて、他車種でも人気があるホワイト、シルバー、グレーからレッド、ブルーなどのカラーも用意されています。

そして、70系復刻版の中古車を探す際には、大きなポイントとして車両の走行距離、装備されているオプション品の内容なども重要になります。

70系復刻版は走行距離が10万㎞を超えている中古車はほとんどないですが、5万㎞以上の車両はあって、故障リスクを抑えるなら走行距離2万㎞以下の中古車を選ぶと長期使用が期待できます。

オプション品は中古車によって様々なオプションが付いていて、特にデフロック、電動ウィンチが付いている中古車は多く、デフロックなどは悪路走行時に役立つ場面もあります。

ランクル70復刻版は中古車で購入する場合、300万以上の価格で販売されている車種ですが、バンタイプならファミリーカーや趣味車、ピックアップタイプは商用車として使いやすい車なので、使用用途に合わせたタイプの購入を検討してみるのもいいでしょう。

ランクル70系復刻版の中古車情報が気になっている方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

やまぴー
車好き、ドライブ好き、レース好きの30代。
男性。
週末はレーシングカートに乗りに行きたいがなかなか行けず、
近所のイオンまでの往復が数少ないドライブの機会となっている。
時々ランチを菓子パンだけにしたくなる時があるが、
そろそろ健康を意識しないといけない年齢でもあるため、
総菜パンを1個買うか、野菜ジュースを買うかなどいろいろ悩みが多い。
犬と猫なら、猫派。